サイクリングで気づいた峠の魅力、2015年改めて群馬県内および自宅から日帰りで行ける程度の範囲で峠を巡ってみようと決意してみた。
山道を上って下ってさぁ行ってみよう。
中峠(なか) 甘楽町小幡
群馬の峠には ~『甘楽町地名考』によると、二本木峠の北、白倉神社の西方にあり、中峠を通る道は小幡・轟から入り、二本木峠で白倉から至る道と合流した、という。
二本木峠(にほうぎ)820m
藤岡市上日野の小柏~甘楽町白倉・轟・小幡
とあります。
12月21日 この日は今年6月1日に途中で断念した亀穴峠のリベンジと言う事で出発したのです。
6月1日の亀穴峠行は、小幡経由白倉より沢沿いを詰めて丁度水が無くなったあたり、鳥居の有る所で時間の都合で引き返しました。↓の写真の所
地図によると鳥居をくぐり道っぽいルートを数百m進むと旧白倉神社に行きそうです。
亀穴峠へは左手の山の斜面を登り上げる形です・・・全く道らしいものは見えませんでした。
今回は新旧の白倉神社にもよりたかったので、小幡より秋畑へ向かう県道の雄川を渡った所を左に入る。お天狗山登山、轟口ルートへ
リジットフォークMTBモラテックで出かけてみました。
10%を超える砂利道をしばらく登ると、轟口登山道入り口に到着、ここにモラテックとSPDシューズをデポ
30分ほど道迷いの後、急勾配を上り詰めて白倉神社の上の尾根にあたるココ↓が中峠でしょう。
下って白倉神社に到着、しかしこんな立派な神社がこんな山奥になぜあるのでしょうか?
さらに東側の斜面をズルズルと下った所にあるのが旧白倉神社
ここより亀穴峠へは、けもの道しかない山の斜面を地形図とコンパスを見ながら進むことになります。
葉に埋もれた足場は崩れないか?あの木に捕まりたいが十分な強度があるか?歩きやすい斜面はどこか?
方角は合っているのか?周りに獣の気配はないか?
常に判断を強いられる。五感を研ぎ澄まし緊張する山歩きとなりました。
『そろそろこのあたりでしょう。』と日野と甘楽を隔てる稜線に出てサイコンの標高を確認すると700mを越えています。
が、ここに木に食われたような標高の標識と、地に刺さっている石柱には645mと書いてあります。
はて?どちらが正しいのやら
どちらかと言えば標識の方でしょう。と言う事で亀穴峠の標高は680mなのでこの場所より尾根の高い方、西へ稜線を進むことにしました。
これが失敗だったとは・・・
標高の表示された石柱は200m間隔ぐらいに細かく打ってあるので、それによるとこの鞍部かなってところが鳥居峠
であり、亀穴峠だなと言う所に石像が有りここで補給、中休止を取りました。
今回の峠行はこれで終わり。下りるべき支尾根を間違えて少し遠回りをしつつポ地に到着、休憩込みで5時間の山歩きとなりました。
家に帰って早速GPSログを確認すると、なんと「亀穴峠まで行っていないではないか!?」150mくらい西で折り返している。
そうです。サイコンの標高が正確で尾根に有った標識が間違っていたのです。
がっかりです。今回も亀穴峠には行けなかった。行ったと思っていたので余計にがっかりです。
だが待てよと、西側の稜線を進んだのなら次の峠に達していたのでは?
と思い、調べてみると石像仏の有った亀穴峠だと勘違いしたところが二本木峠でした。
難易度
★★★☆☆やれやれだ、亀穴峠、3度目の正直なるか?次は最短ルートで行きますぜ。